INTERVIEW 人を知る
プロフィール
利用者様の「やりたい」を叶えるリハビリを実践
M.O
現在のお仕事内容と、これまでのご経歴を教えてください
現在は、グッドパートナーズが運営する訪問看護ステーション(練馬区)と兼務しながら、アテニティ久我山で作業療法士として働いています。主に、末期がんや神経難病の利用者様に対するリハビリを担当しています。
また、作業療法士としての経験は15年以上になります。精神科病院でキャリアをスタートし、その後は訪問看護ステーションで在宅リハビリを中心に経験を積んできました。
在宅リハビリでは、利用者様のご自宅に伺うため、その方がどのような生活を送り、どのようなことに困っているのかを直接知ることができます。そうした経験を重ねる中で、身体機能の改善だけを目指すのではなく、「その方が大切にしている暮らしをどう支えるか」を考えるようになりました。
現在のホスピスでも、その想いは変わりません。利用者様一人ひとりの状態や希望に寄り添いながら、その方らしい時間を少しでも長く過ごしていただけるよう、日々リハビリに取り組んでいます。
ホスピスで働こうと思ったきっかけを教えてください
私がホスピスで働きたいと思った理由は、利用者様一人ひとりの想いに寄り添いながら、その方らしい生活を支えるリハビリに魅力を感じたからです。
グッドパートナーズへ入社後は訪問リハビリに携わっていましたが、その中でホスピスのお手伝いをする機会がありました。終末期の利用者様と関わる中で、「作業療法士として何ができるだろう」と考えるようになりました。
それまでは身体機能の維持や改善を中心に考えていましたが、ホスピスでは利用者様が何を大切にし、どのように過ごしたいのかを支えることが重要だと感じました。
その経験からホスピスの仕事に大きなやりがいを感じるようになり、アテニティの立ち上げの話を聞いた際に、自ら希望して異動しました。
実際に働いてみて感じたホスピスの魅力を教えてください
入職前は、ホスピスというと人生の最期を迎えるための特別な場所というイメージを持っていました。しかし実際に働いてみると、終末期のケアを行う場所ではありますが、特別なことをするというよりも、その方らしい日常を支えることが大切な場所だと感じています。
利用者様にとっては、「自分で食事をしたい」「好きな時間を過ごしたい」といった日常そのものが大切です。私たちは、その時間を少しでも長く続けられるようサポートしています。
また、アテニティでは看護師や介護士、リハビリスタッフが日常的に連携しながら、一人ひとりに合ったケアを考えています。利用者様やご家族との距離も近く、その方らしい時間を支えていけることがホスピスならではの魅力だと感じています。
利用者様の「やりたい」を叶えるために心掛けていることはありますか?
私たちは、身体機能の改善だけを目的にリハビリを行っているわけではありません。その方が何を望み、どのように過ごしたいのかを大切にしています。
たとえば、「自分の手で食事がしたい」という希望を持つ方には、少しでも食べやすくなるよう補助具を工夫することがあります。一方で、「体を動かしたい」という方もいれば、「少しでも楽に過ごしたい」「体をさすってほしい」と希望される方もいます。
だからこそ、私たちが一方的に支援内容を決めるのではなく、利用者様やご家族のお話を伺いながら、その方にとって何が一番良いのかを一緒に考えることを大切にしています。
ホスピスで働く中で感じるやりがいを教えてください
やりがいを感じるのは、利用者様一人ひとりと向き合いながら、自分自身も成長し続けられる点です。
ホスピスでは、同じ病気の方であっても状態や希望されることが一人ひとり異なります。そのため、「前回と同じように対応すればいい」という場面はほとんどありません。
日々、「この方にはどのような支援が良いのだろう」と考えながら関わるので、毎日が学びの連続です。迷うことや難しさを感じることもありますが、そのたびに知識を深めたり、多職種に相談したりしながら対応を考えています。
そうした経験を積み重ねることで、自分自身の対応力や視野が広がっていると感じます。難しさもありますが、それが作業療法士としての成長ややりがいにつながっています。
転職を考えている方へメッセージをお願いします
転職することに、不安や緊張を感じる方も多いと思いますが、新しい環境に飛び込むことで得られるものがたくさんあります。
私自身もこれまでさまざまな職場を経験してきましたが、そのたびに新しい人と出会い、新しい考え方や価値観に触れることができました。
特にホスピスは難しさもありますが、その分学びも多く、自分自身の成長を実感できる環境だと思います。転職は大きな挑戦ですが、新しい自分に出会えるきっかけにもなります。そのため、ホスピスに興味がある方は、ぜひアテニティで挑戦してみてほしいです。
次のキャリアに、アテニティを。
あなたの経験を活かして、
「最期までその人らしく生きる」
ケアをしてみませんか。